余分な細胞を除去|自分で入れたタトゥー除去も適切な治療で消せる
ウーマン

自分で入れたタトゥー除去も適切な治療で消せる

余分な細胞を除去

座る女性

失われた細胞の代わりに

怪我とは、肌を構成している細胞の一部が失われることです。血管壁を作っている細胞も失われるので、それにより中を流れている血液があふれてきて、出血することになるのです。そのため怪我をすると体は、失われた細胞の代わりとして働く、新しい細胞を作り出そうとします。しかし新しい細胞は、再度の怪我を防ぐために、それまでよりも多く作られます。細胞が多ければ、それだけその場所は頑丈になり、少々の衝撃ではダメージを受けなくなるからです。しかしこれにより、硬く盛り上がった傷跡ができてしまいます。さらに、細胞が多く作られる過程でメラニン色素が入り込み、傷跡が全体的に赤色や茶色の状態になることもあります。目立つため、こうなった場合には、過剰に作られた細胞をレーザー治療で除去することが必要となります。

細胞を蒸発させるレーザー

傷跡のレーザー治療には、水分に熱を与えるという炭酸ガスレーザーが使われることが一般的です。細胞のほとんどが水分でできているので、レーザー治療によりその水分が熱されれば、細胞そのものが蒸発します。もちろん細胞に入り込んでいるメラニン色素も、一緒に焼失されることになるのです。炭酸ガスレーザーの照射は、傷跡に対して少しずつおこなわれます。一度に多く照射すると、細胞が過剰に失われ、再び新しい細胞が多く作られてしまう可能性があるからです。そのためレーザー治療では、肌の頑丈な状態を維持しつつ、盛り上がった部分とメラニン色素によって変色した部分のみが、慎重に除去されます。それでいて治療時間は短く、傷跡の大きさにもよりますが、数分程度で終わることがほとんどです。